片山晋呉プロに見る上達の秘訣

ABCマイナビチャンピオンシップで片山晋呉プロが通算30勝目をあげました。

 

もう43才になったそうです。

 

2000年、2004年、2005年と3回の賞金王になり、永久シードも保有しています。

 

デビュー当初は中々勝てず、江連忠コーチと二人三脚でスイングを作ってきた事は有名です。

 

ゴルフの技術は全く衰えることもなく、中継でも

『飛んでる。ドライバーじゃないんですけどね。』と何度も言われてましたが、43才にして飛距離が非常に出ていました。

 

おそらくゴルフ人生で1番飛んでいるのではないでしょうか。

 

片山晋呉プロといえば、常に新しい事を試す人。

 

毎日パターが違う、グリップが違う、なんてことはザラです。

 

ABCマイナビチャンピオンシップでも、ホールごとにパッティンググリップが違うようにも見えました。

 

ここに上達の秘訣があります。

 

成功するには、成功するまで毎回違う事をやり続ける。

 

毎回、違う事をやるのです。コレを地でいくのが片山晋呉プロです。

 

アマチュアは、違う事をやるのを嫌います。

 

10回に1回しか成功しない事をやり続けます。

 

10回に1回の成功を待ち続けるのです。

 

失敗した9回は『おかしい、こんなはずでは』で終わりです。

 

毎回、違う事をやり続けて成功の確率が上がるように考えるべきなのです。

 

一方で、片山晋呉プロは基本を大切にしています。

 

江連忠コーチはドリルを多用することで有名です。

 

片山晋呉プロも、ドリルをしっかりやります。練習用の打席なんて、シャフトが刺さりまくってアドレスもチェックしてます。

 

基本は大切にしながら、常に確率を上げる方法を模索している片山晋呉プロは今後も上達するでしょう。

 

この姿勢はアマチュアも見習うべきだと思います。