練習時間と残業時間

最近は、政府の働き方改革もあり残業時間や就業時間を短くする方向に舵が切られています。

 

日本では長く働くほどエライという風潮があったのを変えようという考え方ですね。

 

確かに短い時間で効率よく仕事をする方が余暇の時間も増えて豊かな人生になるでしょうね。

 

この考え方をゴルフにあてはめてみるとどうなるでしょう?

 

『練習を長くするほどエライわけではない』となりますよね。

 

昔は『ダンプカー一台分のボールを打てば一人前になれる』なんて言われました。

 

今でも、練習場に行くと山盛りのボールを黙々と打ち続けているゴルファーが沢山います。

 

本当にその練習で上手くなりますか??

 

答えはNOです。いや正確には上手くはなるけど時間がかかりすぎる、です。

 

練習量で上手くなったゴルファーは、練習量を維持していかないとスコアが落ちます。

 

長時間労働で仕事をこなしてきた人は、労働時間を短くすると仕事をこなせなくなる。と似てますね。

 

ゴルフの練習も仕事も効率を求めた方がいいです。

 

仕事であれば、分からないことは分かる人(上司など)にアドバイスを求める。

 

ゴルフに置き換えれば、分からないことはコーチにアドバイスを求める。

 

とか、ですかね。

 

練習は量ももちろん大切な時期がありますが、基本は質を高めて行くことです。

 

質を高めるには多少のコストがかかることがあります。

 

例えば、コーチに習うレッスン料、自分の練習を動画で取るためのデジカメの購入費、練習器具の購入費などです。

 

ただ、このコストはスコアアップの速度を上げるコストだと思いましょう。

 

ゴルフは100を切るあたりまでが1番苦労します。そして100を切るとゴルフというゲームの醍醐味をさらに味わう機会が増えます。

 

そこまでの上達の速度があがるのです。

 

また、練習の質を上げていこうとすると必ずゴルフスイングの基本を身につけていきます。

 

ゴルフに限らずスポーツでは基本を身につけていれば、スランプになったときに脱出するのが早くなります。帰る家があるようなもんで、安心できます。

 

練習の質をあげるには多少のコストがかかりますが、工夫次第では減らせます。

 

コーチに見てもらうでも、月2回くらいでればボール代込みで数千円ですみます。もちろん、お金に余裕があれば、結果にコミットのライザップゴルフに通って集中的に学ぶのもありです。

 

デジカメも古いのをネットオークションで買えば随分安くすみますし、今はスマホであればスロー機能もついています。

 

スマホを固定する道具や三脚も安く売っています。

 

練習器具だけは中々安くは売っていないのですが、これもネットオークションで安く売られている場合もあります。

 

練習器具は使い方がわかりにくいものがあるのでちゃんと調べて買うことをオススメします。

 

練習の質を上げて、上達の速度を上げるために少しだけお金をかけてみませんか?