目標をもってラウンドする
最近よく一緒にゴルフに行く後輩君がいます。
ここ半年くらいゴルフが楽しいようで、まずはアベレージで100切りを目指しています。
1度、98で回ったことがあるようです。
自分から見ても、ナイスショットした時は100を切れるのが当たり前くらいのボールを打ちます。
この間、一緒にラウンドした時、彼はスタートホールで9打、次のホールでも9打でした。
で、『今日はもう100切れません、練習するつもりでやります。』と
実はこの考え方はゴルフが上達しにくい考え方です。
彼の失敗は
ゴルフはベストスコアを縮める事を狙うものではなく、アベレージスコアを縮める事を目標にするべきだった。
と、思います。
ゴルフは1打、1打の積み重ねでスコアが作られます。
目の前の1打を大切にすることによって、考えて、実行して、反省する。そうして、練習場に持ち帰って、復習する。
そういう流れが、上達する流れです。
そのためには1打を真剣にやらねばなりません。練習といって投げやりにやるのはいただけません。
彼が、練習に切り替えるならスコアは求めてはいけません。
彼が、ベストを狙うのであれば可能性が消えるまでは狙い続けるべきです。
100を切るにはトータルで27オーバーまで許されます。たとえ、最初の2ホールで10オーバーしても、残り16ホールを16オーバーで回れば目標達成です。
不可能な数字ではないですよね。
全部ボギーです。
実際に彼も、『ここからは全部ボギーで』なんて事も言っていました。
宣言した直後にOBうって撃沈でしたが。
このOBも避けれていたかもしれません。
本当に100切りを目標にしていたら、OBを打つことが致命傷になるのを理解できるはずですから。
目標に対して、真摯に取組む気持ちはゴルフでは大切です。
運が良ければ、目標達成なんて取り組み方では上達は遅くなります。