ISPSハンダ ゴルフワールドカップ~開催間近 事前にラウンドすることでスコアはアップするのか~
とうとう、11月24日のISPSハンダ ゴルフワールドカップ開催まであとわずかとなってきました。
日本代表の松山英樹・石川遼の両プロはすでに開催コースのキングストン・ヒースGCで練習ラウンドを行っています。まだ会場設営が進んでいる段階なのに2人そろっての練習ラウンドです。もちろん日本しかペアが揃って会場入りしていません。
18日は一般営業日なのでキングストン・ヒースGCのメンバー同伴でプレーしたようです。一緒にプレーできるなんて羨ましいですよね。
松山英樹は日本の三井住友VIZA太平洋マスターズ、石川遼はメキシコのOHLクラシックatマヤコバからの参戦です。ハードスケジュールをものともせずに事前準備に努めています。
今回のワールドカップに限らず、プロやトップアマは試合に向けて練習ラウンドをします。はたしてどんなところをチェックしながらラウンドしているのでしょうか?
プロは練習ラウンドで様々なチェックをするのは、イメージのため
プロは練習ラウンドで色々なことをチェックします。
・目標からピンまでの距離
・OBやハザードまでの距離
・フェアウェイの傾斜
・ラフの深さ
・バンカーの砂の量
・グリーンの傾斜とスピード
・コース全体の風
ラウンドの注意事項をヤーデージブックに書き込み、本番のラウンドではヤーデージブックを参考にして戦略を考えます。練習ラウンドをすることによって、戦略に必要な数字を把握します。
まあ、ハザードを確認することによって無用なトラブルを避けるように考えます。
そして、最も重要なのはコースをプレーすることによって、イメージを養うことです。アマチュアの中にはプロは1ヤード刻みで距離を打ち分けると思っている人がいますが、そこまで厳密ではありません。松山英樹でも5ヤード刻みだと言っています。
技術的な打ち分けは5ヤード程度なんです。でも、プロはベタピンに狙い撃ってくることがあります。あの距離感に必要なのはボールがどう弾むか、スピンがほどけるのかなどのイメージです。イメージを持ってショットするので、より正確な距離感がでているのです。
練習ラウンドなんてできないアマチュアはどうしたらいいのか?
一般的なアマチュアはゴルフ場はいきあたりばったり、予約が取れたところに行くことがほとんどで、練習ラウンドなんてまずしません。
じゃあ、プロのように戦略はねれないか?違います。アマチュアでも戦略はねることができます。
今はネットでほとんどのコースのレイアウトが確認できます。プレー前日にネットでコースレイアウトを確認すれば大体の雰囲気はつかめます。具体的には
・距離が長いか短いか
・フェアウェイが広いか狭いか
などです。予約サイトには口コミ欄もありますので、そこにはもう少し詳しい内容が書いてあることもあります。プレイヤーの主観なのでちょっとあてにならない部分もおおいですが
そして、対策を立てます。
距離が短い、フェアウェイが狭いのであればティーショットで刻むクラブをバックに入れる
距離が長いのであればグリーンオンしない可能性が高いのでアプローチ用のクラブを増やす
などです。
アマチュアも事前準備をしっかり行うことでスコアアップは可能です。
ワールドカップをTVで応援したいけどどこで放送するのか?
ISPSハンダ ゴルフワールドカップをTVで応援したいと考えているのですが、民放ではやっぱり放送しないようですね。
ゴルフネットワークで見るしかないようです。松山英樹・石川遼の人気ペアなので民放で放送してもいいと思うんですけどね。
それにしても、楽しみなワールドカップです。頑張ってほしいですね。
ゴルフネットワークはスカパーで見れます。
解説者もタケ小山、丸山茂樹と面白い解説を聞かせてくれそうです!