女子プロゴルフ賞金ランキング確定~トップ30の選手のイメージをつらつら書いてみる~LPGAツアー選手権リコーカップ閉幕

本日、LPGAツアー選手権リコーカップが終わり

 

1位 イ・ボミ

 

かわいい、強い、ファンサービスもしっかり2年連続賞金女王は死角がないといった印象です。技術的にはシンプルなことを高いレベルで行っています。女子プロはもともとショットのバリュエーションが少ないのですが、イ・ボミも例外ではなく男子プロに比べれば引き出しは少ないですが、一つ一つが安定して高いレベルですね。来年も期待できると思います。

 

2位 申・ジエ

 

ショットマシーンてイメージですね。サングラスをしていることが多いからですかね。アイアンの精度などはかなり高いレベルだと思います。ユーテリティのうまさは女子プロゴルフ界でも屈指だと思います。

プレーが遅いのが難点ですね。よく前の組に追いつこうと走っている姿を見かけます。

 

3位 笠りつ子

 

今年、急に強くなったイメージがあります。おそらくですけど、飛距離が10ヤード以上伸びていると思います。スイングが大きく変化はないのでクラブとの相性だとは思います。ラウンド中も顔がよくなりました、強いゴルファーの顔になっていますよね。

 

ダンスウィズドラゴンとアパレル契約をしているんでしょうけど、もう少し女性らしい色味の服が似合うと思うんですけど

後半戦のような安定性があれば賞金女王いけそうな気がします。

 

4位 キム・ハヌル

 

美人ですよね。スイング的にはイ・ボミに似ています。体格的にはもう少し飛距離が出てもいいとは思うんですが、押さえて打っているのでしょうか?今でもほかの女子プロよりは10ヤード以上は飛ぶんですけどね。

イ・ボミのレベルを1枚落とした感じですね。レベルは高いのですが、賞金女王となるとイメージ湧きません。

 

5位 鈴木愛

 

今年は再ブレイクした年でしたね。とにかくパット巧者です。強気にどんどん打ってきます。スイングは結構特徴があって、インサイドに上げて、アウトサイドから降ろす。賞金ランキング上位では彼女だけですよね。弾道が若干低めなのでロングショットでグリーンを狙う場合に少し劣ります。

 

6位 テレサ・ルー

 

賞金ランキングは6位ですけど、技術的にはトップといってもいいかもしれません。飛距離・精度はかなり高いです。常々『ゴルフがもっとうまくなりたい。』という姿勢は素晴らしいです。彼女のスイングリズムは男女ツアーの中でもピカイチです。

 

国内ツアーに専念したら賞金女王候補だと思います。

 

7位 ジョン・ミジョン

 

今年は強かったですね。クラブ変更の影響でしょうか、ドライバーの球筋が高く、距離も出ているように感じました。2勝は素晴らしいですね。もともと安定感はある選手なので他の選手との兼ね合いでは上位進出は今後もあると思います。

 

8位 イ・チヒ

 

相変わらずいいスイングをしています。昔からほとんど変わらないんじゃないでしょうか?クラブはオノフと珍しいですね。片山晋吾くらいしか知りません。

飛距離は劣るもののアイアンの精度で今後も上位にでてくるかもしれません。

 

9位 アン・ソンジュ

 

今年は強いって感じがありませんでした。優勝した試合でもスイングに納得のいかない様子がたびたび見られました。片手を外すとか多かったですね。それでも上位に顔をだしているあたり底力があるんでしょう。

スイングの不安が少しでも解消されれば賞金女王争いに進出してくるでしょう。

 

10位 菊池絵理香

 

初優勝するまではどっかおびえた感じでラウンドする選手だったんですが、初優勝してからは安定感がでてきましたね。どこが上手いってことはないんですが、全体的に比較的高いレベルだと思います。

パットが向上したのが上位で安定している要因だと思います。

 

11位 堀琴音

 

たびたび上位争いに顔を出しました。畑岡が優勝した日本女子オープンの2位が印象に残りますね。スイングは特徴的ですが、非常に安定していると思います。

ただし、体力的なものなのかロングショットはピンを狙うレベルにはありません。ロングショットが上位陣と同じレベルになれば初優勝はすぐだと思います。

 

12位 渡邊彩香

 

今年は優勝がありませんでしたね。リオ五輪に出ようと懸命にゴルフをしていた姿が印象的です。飛ばし屋の彼女ですが、飛距離以外に特出した点がないのが上に行ききれない理由だと思います。しかも、後半はドライバーが不調に襲われて大変でした。

初優勝の前のオフはアプローチを徹底して、チップインで優勝と、レベルアップしてきていますのでもう少しですかね。

 

13位 成田美寿々

 

パットですよね。パットが上手ければもっと優勝しているはずです。突発的に大オーバーなんてやりますから。最終戦の最終日の追い上げのようにハマると強い選手です。パットからくる安定感を早く身に着けてほしいですね。

 

14位 ペ・ヒギョン 

 

ドラゴンボールを探しに日本に来たというほどドラゴンボール好き。終始安定したプレーでしたね。韓国人プロは伸びシロを感じさせます。来年は期待したいプロの一人です。

 

15位 松森彩夏

 

今年はようやく初優勝。ショットのレベルは高いと思います。女子プロを多く輩出している江連門下の一人。江連門下生は足をつかったスイングなど、体の筋力も重視する割には線が細いですね。体力がつくとまだ上に行くんではないでしょうか?

 

16位 西山ゆかり

 

いつのまにか上位にいる選手です。最終日で離されても、しつこく追いかけるタイプの選手ですね。これ以上の賞金ランキングは厳しいとは思います。ただし、試合を盛り上げてくれる選手ではあります。

 

17位 原江里菜

 

スイングは日本人には少ないタイプの選手です。どちらかと言えば欧米系のスイングです。ダウンブローに打てる数少ない選手ですね。あと一歩の試合が多すぎるのはメンタルでしょうか?何かのきっかけで大化けする可能性のある選手です。

 

18位 吉田由美子

 

今年は体調不良に泣かされた年でしたね。ほかの選手よりも出場試合は少ないのにこの成績は立派ですね。アイアンショットは非常にレベルが高く、アンカリング禁止による長尺パターとの別れもうまくこなしています。来年も上位争いはしてくるでしょう。

 

19位 木戸愛

 

メンタルですね。たびたび王位争いに出てくるのですが、とんでもない凡ミスをしてしまいます。最終日の中継ホールでスコアが伸びない病です。メンタルを強くしないと優勝は遠いですね。

 

20位 カン・スーヨン

 

よく勝ちましたよね。ベテランプロが気をはいた一年、代表格の選手です。来年はどうでしょうかね。

 

21位 大山志保

 

今年はリオ五輪の出場が大山選手のトピックでした。相変わらずショットのレベルは落ちていません。パターは悩んでいるようで、新しい青のパター投入などで話題にあがりました。ここからは年齢との戦いもあるでしょう。

 

22位 下川めぐみ

 

ホールインワン女王の彼女ですが、今年はドライバーの飛距離が伸びたことが成績の向上につながっています。ドライバーが20ヤード近く伸びています。来年は優勝あるんじゃないでしょうか。

 

23位 永峰咲希

 

勝てなかったですね。アマチュア時代からプロの試合で上位に来ていたので優勝もあるかと思っていたのですが、プロは甘くないってことでしょうか。来年に期待しましょう。

 

24位 穴井詩

 

とうとう勝ちましたね、女子プロではかなりの飛ばし屋。飛距離のアドバンテージを生かしてすぐに勝つかと思っていましたが今年ようやく初優勝です。体を目いっぱい使うスイングですが、今のスイングのトレンドではないですね。あれだけ体を使ってスイングして20ヤードくらいしかアドバンテージが取れないのはつらいですね。正確性はトップ選手にくらべては落ちますしね。スイングチェンジしないとこれ以上の上位はないと思います。

 

25位 森田遥

 

永峰選手と同じくアマチュア時代からプロのトーナメントをにぎわせていました。初優勝が期待される若手の一人です。技術的には非常に高いので後はめぐりあわせが速いか遅いかですよね。

 

26位 葭葉ルミ

 

初優勝した選手の一人です。優勝した後に契約のナイキがクラブから撤退。来年はどうするんでしょうか?最終戦を見ている限りスイング改造しているようです。がんばってほしいですね。

 

27位 青木瀬令奈

 

去年くらいから上位に顔を出していましたね。トーナメント最終日で直ドラをやるくらい根性座っているプロです。イーデルゴルフのパターを使う数少ない選手です。

 

28位 ささきしょうこ

 

今年初優勝。岡山絵里との最終日の争いは見ごたえがありました。マルマンのクラブを使う珍しいプロです。関西のアマチュアとしては有名でした。京都オープンで上位に入っていた記憶があります。今後も上位争いに加わってくると思います。

 

29位 柏原明日架

 

アマチュア時代から保険の窓口レディスでイ・ボミと上位争いをしていました。今年も上位争いに顔を出していましたが、優勝とはなりませんでした。ミスをしたときに悔しがる姿があくなりましたね。もしかしたらメンタル面のトレーニングでもしているのかもしれません。

 

30位 大江香織

 

今年は優勝してから中々成績が伸びませんでした。体格的には不利な中よく頑張っていると思います。個人的に好きなプロなので来年もがんばってほしいです。

 

 

 

こうやって見ると魅力的なプロが多いですが、突き抜けそうなプロは少ないですね。

 

若手中心に魅力的なプロが増えるのを願っています。技術的には上位陣はロングショットでグリーンを狙い止める精度があります。

 

 

スポニチゴルフ(女子プロ) 2017年 カレンダー 壁掛け B2 CL-516

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