松山英樹と石川遼に見るケガ防止の違い
松山英樹と石川遼、日本を代表するプレイヤーの2人です。このことに異論を挟む方はいないでしょう。
松山英樹は国内7勝、海外3勝。石川遼は国内13勝。ともに賞金王の経験があり、アマチュアでのプロツアーでの優勝経験があります。
寡黙な松山英樹、明るい石川遼など色々な面で比較されてきました。
そんな2人ですが、身体を酷使するプロスポーツ選手にはつきものの怪我も共に経験しています。
松山英樹は左手首、左の親指を痛めている時期がありました。
カシオワールドに優勝した時は、かなりテーピングを巻いてラウンドしていた記憶があります。
アメリカでの深いラフから距離を出そうと必要以上にチカラが入り、故障したのが始まりでした。
一方で、石川遼も腰痛に悩まされています。
今年もツアーを休場している期間がありました。怪我あけで、今年もKBCオーガスタを制しているのですから、やはり国内ではレベルが上と言えます。
そんな2人ですが、怪我に対するアプローチが違うと感じています。
石川遼はスイング改造をよく行います。ゴルフ雑誌などでも、彼がスイングを変えるたびにレッスン内容が若干変わっていくので面白いです。
石川遼がよくコメントするのが、
『怪我をしにくいスイングに変えるため』というものです。身体に負担の少ないスイングを模索している様子が伺えます。
一方で、松山英樹は怪我をした後にスイング改造をしたという話は見たことがありません。
もともと、石川遼に比べてゴルフ雑誌などに登場する機会が少ないのですが、スイングを見ている限り変化は少ないように見えます。
ただし、怪我の後に明らかに身体つきが変わり始めました。
以前の松山英樹のプロフィールは体重が70キロ台後半だったものが、最新のものは89キロまで増えています。
中継の画面を見ていても体格の良さは際立っています。
松山英樹はスタートの3時間半前に起床して、1時間半ウォームアップとトレーニングをするそうです。
ホテルのジムが空いていればジムで、そうでなければ自室や玄関先でトレーニングを行います。
怪我に悩んだ2年前から地道なトレーニングを続けてきた結果があの身体になったのでしょう。
石川遼はスイングに、松山英樹はフィジカルに怪我対策を見出したということです。
現在では松山英樹の考えに軍配があがっていますね。身体を鍛えることで、スイングは大きく変化させずに、飛距離と正確性を増しています。
松山英樹は世界ゴルフ選手権でも最後まで残ってパター練習をしていてそうですが、身体を鍛えた事で長時間練習できるようになったのではないでしょうか?
では、アマチュアは石川遼と松山英樹どちらを真似たらよいのか?
私は松山英樹のように身体を鍛える事だと思っています。何も彼のように毎日トレーニングをハードにする必要はないと思います。
サラリーマンをやってると身体を動かす機会はグッと減ります。その分、体力は確実に落ちていきます。
まず、毎日の生活習慣に動くことを取り入れる事から始めればよいです。
なるべくエレベーター、エスカレーターは使わない。電車でも座らずに、立つようにする。
ラウンドの時は、カートに乗らずに歩く。
可能であれば、風呂の後にストレッチをする。
こう言った細かい事で身体は変わります。私もやっていますが、以前よりラウンド後半で疲れなくなってきました。
あと、少しですけど痩せたかもしれません。
ストレッチがメンドくさい人は姿勢を良くするだけでも効果ありです。特に、年をとると骨盤が後傾して、背中が丸まります。
今は、座り方を矯正する座椅子も売っていますので、自宅でくつろぐ時はソレに座るように決めてもいいかもしれません。
松山英樹までは行かないまでも、身体のコンディションを整い続けることはゴルフにも健康にも大きく役に立ちます。
是非、試して見てください。
もう少し安上がりに試してみるならファイテンのブレスレットがいいかもしれませんね。
汗に強いシリコン製ですし、何よりもお手軽に松山英樹気分も味わえます。カラーバリエーションも3色はありますので、いろいろな服に合わせることができます。
値段も2592円とお手軽です。
ミーハーな私は3色そろえています。